これは老化のサイン!

よい汗をかく習慣を取り戻しましょう

熱中症になりやすくなった

熱中症になりやすくなった

 

エアコンの使用を嫌い、猛暑の自宅で熱中症に陥って救急搬送される高齢者の事故は毎年ニュース種になります。

 

筋肉、皮下脂肪が減って、冷えやすいと感じるなら、何かを一枚羽織るなどして調節すればいいんですが、そういう対応を思いつかなくなりがちです。

 

あるいは電気代を無駄遣いしないよう、つらくても倹約する気持ちもあるかもしれません。

 

高齢者医療の世界では「環境調整の稚拙化」などと言い表します。

 

エアコンだってちょうどよく調整すればいいんですが、こういう機械操作が苦手になっていくことも少なくありません。

 

また、「老化は足腰から」とは昔からいわれてきたことですが、実際に老人の発汗機能は足腰から低下するという研究があります。

 

機能低下の背景には不活発で運動不足の生活があるのかもしれません。

 

こうした汗をかかない生活を送ると、汗腺も不活発になりがちですから、発汗による体温コントロールは下手になっていきます。これはなぜでしょうか?

 

実は汗をかかない生活を送り続けると、汗の出にくい体質になって、普段は体に熱がこもりやすくなります。けれど、暑い日に少し体を動かすと途端に大量に発汗します。

 

今まで不活発だった汗腺からは、塩分以外にもさまざまなミネラルを含んだ濃厚な汗が噴き出ます。

 

日ごろ運動をし、頻繁に汗をかいている人はそうではなく、ほぼ水分だけのさらりとした汗を流せます。

 

また、加齢とともに体脂肪が減少するのはよくあることなので、外気温の影響を受けやすくなります。

 

特に何の対策、工夫もなく年を重ねていくと、熱中症にかかりやすくなります。

 

気温の高い時間帯を避けて、日常的に体を動かし、軽く汗のかける生活を工夫すれば、熱中症や夏バテにかかるリスクは低くなるはずです。


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