「単調な食生活」に注意
特定のものを食べる欲求が高まった
柔らかく、ろくに噛みもせず飲み込めて、すぐに血糖値が上がるような菓子パン、スイーツ、和洋菓子、アイスクリームや果物、調理に手間いらずのカップ麺のたぐいでカゴをいっぱいにし、レジを待つ人の姿をしばしば見かけます。
カゴの中身はどれも栄養学的には炭水化物の塊です。
特定の食材に執着が強まれば、栄養のバランスが崩れることは言うまでもありません。
タンパク質とビタミンD不足は、骨粗鬆症の一因にもなります。
年を重ねると、新しい味覚への興味が薄れて、単調な食生活の繰り返しになる人もいます。
対人関係が希薄になっていることも影響しているかもしれません。
しかし、このような生活を繰り返していると認知症のリスクを高める可能性もあります。