単なる運動不足でしょう
背中や二の腕の肉がたるんできた
二の腕がたるんでくると、別れのあいさつで手を振ったときにゆらゆらと揺れて、振り袖・みたいになります。
背中に肉がつくことも含め、単なる運動不足と加齢による筋肉量の低下、皮下脂肪過多の状態になっているのです。
そもそも二の腕は皮下脂肪量の簡易計測に使用する部位なので、その人の現状をかなり忠実に知らせてくれます。
もしも、振り袖になるようなら、食事の見直しと運動習慣の確立が求められます。
食事に関しては、不足している運動量に対し、摂取エネルギー過多になっているはずです。
かといって荒っぽい食事制限、いわゆる絶食ダイエットのようなやり方で減量を繰り返すと、確実に太りやすい体になります。
それは体から筋肉が失われてしまうからです。安静にしているときもほかほかと温かい筋肉は、エネルギーをせっせと消費してくれる頼もしい味方です。
放っておけば加齢とともにじりじりと減ってしまいますから、この機会にしっかり体を作り直すと将来の万病の予防に役立つでしょう。
さて、減量時、体脂肪は必ずいくらかの筋肉を道連れにするものです。
体脂肪だけを都合よく減らすことはできません。
そこで、筋肉の減少を少しでも食い止めるためには食事で筋肉の材料、タンパク質をしつかり摂ること。
そして、筋肉の細胞に刺激を与える簡単な筋トレを習慣化するといいでしょう。
また、日常生活では下腹を引っ込めて姿勢をよくしてよく歩くと、体脂肪は少しずつ燃焼、消費されていくはずです。
男女を問わず、ぽっこりお腹の真犯人、内臓脂肪がある程度減ってから、皮下脂肪も徐々に減っていきます。
いつまでに仕上げるというのではなく、もうこれからは太る要因のない新しいライフスタイルを一生にわたって続けようと思えばいいのです。