これは老化のサイン!

耳鼻科で聴力検査を受けてくださ

人の言葉が聞き取りにくい

人の言葉が聞き取りにくい

 

突発的、あるいは日常的に繰り返し大きすぎる音にさらされたことによる一時的な難聴というのでなく、加齢とともに徐々に聞こえにくくなつたなら、それは聴覚の老化現象(加齢性難聴)です。

 

しかし、あるレベル以上に聞こえにくかったら疾患としての難聴といえます。

 

もともと人の聴覚は二〇歳ごろがピークで、あとは徐々に聞こえが悪くなっていくものであり、この現象は高音域の聞こえにくさから始まります。だいたい左右同時に起こり、進行します。

 

解剖学的に説明すると、音は鼓膜を振動させ、その動きが耳小骨に伝わり、さらに蝸牛という器官で微弱な電気信号に変換されます。

 

それが信号として脳の聴神経に伝わって、初めて音として認識されますが、加齢とともに蝸牛の機能が低下するために、聴力が低下すると考えられています。

 

とはいえ、早くから聞こえにくくなる4000〜8000ヘルツぐらいの音はそもそも日常生活の中で使うことのない高音域の音ですから、特に支障もないでしょう。

 

日常生活の音域の聞こえも悪くなってきたら補聴器を使いましょう。

 

また、近くにいる人にきちんと注意を傾けて話を聞けば耳に入るのに、遠くから自分に向かって話しかけているのかどうかよく分からないような場面では、ひどいときはまったく聞こえなかったりするようになるのも、中高年以降に顕著な変化です。

 

これが老化現象かどうかははっきりしません。

 

聞こえるときがあるなら聴覚検査を受けても異常なしと診断されるでしょう。単に注意力や好奇心の減退かもしれません。

 

それでも耳鼻科を受診していただきたいのは、難聴を訴えてくる高齢者の中には、しばしば耳垢をためていたことが原因である方がいらっしやるからです。

 

この場合は耳垢を掃除するだけで大幅に回復する可能性があります。


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