これは老化のサイン!

かかりつけの眼科医の検眼を

テレビの出演者の表情がよく見えない

テレビの出演者の表情がよく見えない

 

ぼんやりとかすむようなら、一度眼科で検眼をお願いしてください。

 

40代以降は多くの人に老視(いわゆる老眼)が出現し、視力の低下が進むのはご存じの通りです。

 

これはやむを得ない不可逆性の加齢性変化で、これといって有効な治療があるわけではありません。メガネやコンタクトレンズで視力調節をしましょう。

 

また、すでに多焦点レンズのメガネなどで生活してきた人は、メガネを買ったときと今の視力に変化が起きていないか検査を受けておきましょう。

 

度の合っていないメガネを長く使うと、さまざまな症状をもたらす可能性が考えられます。

 

メガネやコンタクトレンズを使っての矯正が嫌ならば、保険診療外にはなりますが、手術で眼内レンズを入れるという選択肢もあります。

 

今では多焦点眼内レンズも開発され、専門の一部クリニックでは希望者にすでに施術されています。

 

アメリカでは兵士の視力矯正にも盛んに用いられているそうです。

 

ただし、視野の白濁、左右の見え方の質の差、屋外で特に逆光時に光が乱反射してまぶしく感じるようなら、白内障の始まっている可能性が考えられます。

 

白内障は目のレンズにあたる水晶体に、何らかの原因で混濁が生じるため、視力低下が問題となります。

 

統計調査を見ると50代で37〜54パーセント、60代で66〜83パーセント、70代で84〜97パーセント、80代で100パーセントに発生していますから、加齢が大きく関わっています。

 

寿命が長くなったからこそ増加してきた疾患の一つです。

 

放置すれば視力は大幅に低下し、やがてまったく見えなくなりますが、左右同時ではなく片方だけでも発生するため、よく見えるほうの目の視力でカバーでき、初期には自覚症状が乏しかったり、不便なく暮らせてしまう人もいます。

 

裏を返せば、発症したからといってあわてて治療(手術)を急がずとも、主治医と相談しながら、よい時期を選んで計画的に行うことが大切です。

 

白内障の治療は手術が主流です。

 

近年では手術器械や眼内レンズの向上が著しく、手術にあたる医師の技量も進歩しているため、きわめて安全性の高い手術となっています。

 

単焦点レンズなら保険適用となるため、比較的利用しやすい金額で手術を受けられます。

 

ただし、自覚症状が白内障そっくりだからといって、自己判断はしないようにお気をつけください。

 

ほかの疾患(例えば、糖尿病)があるために、その結果として視力に影響が出ていること(糖尿病性網膜症)もあるからです。

 

40代以降の方は年に一度、かかりつけの眼科医の検眼を受けるのがお勧めです。

 

糖尿病をはじめ、さまざまな生活習慣病の予防につながる可能性もあるからです。


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