なぜスープがいいの

なぜ煮るのがいいの

ファイトケミカルは、野菜や果物を食べることで吸収されますが、その多くは、細胞や細胞膜の中に隠されており、細胞膜を壊さなければ体内に吸収できません。

 

植物の細胞や細胞膜は、セルロース(繊維質)でできた細胞壁に囲まれているために、包丁で刻んだり、ミキサーで粉砕した程度では壊れません。

 

細胞膜を壊すもっともかんたんな方法は、加熱することです。

 

野菜を加熱してスープにすると、細胞壁が壊れて野菜の細胞や細胞膜からファイトケミカルの大部分がゆで汁の中に溶け出してきます。

 

一定時間煮ると、その8〜9割がスープに溶け出ます。

 

ファイトケミカルは安定的な物質で、熱に強く、加熱しても効力は失われません。

 

したがって、ファイトケミカルは、煮てスープにすることによって、有効成分を無駄なく摂取することができます。

 

熊本大学の前田浩教授らが行った研究。

 

たとえば、各種野菜の生のしぼり汁と、ゆで汁に含まれる成分を比較しました。

 

すると、驚くべきことに、ゆで汁は、生のしぼり汁の数百倍の抗酸化力があることがわかりました。

 

たとえば、ニンジンでは、生のしぼり汁(ジュース)の抗酸化力を1とすると、ゆで汁の抗酸化力は約100倍でした。

 

これは、ファイトケミカルがスープに溶け出した結果です。


 

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