ファイトケミカル

ファイトケミカルは植物にしかつくれない

ファイトケミカルは、植物が作り出す天然の成分です。

 

紫外線により発生する活性酸素や、害虫などにによる危害から、植物が身を守るために自ら作り出す成分です。

 

植物しか作ることができないので、我々動物は、植物を食べることによってしかファイトケミカルを取ることができません。

 

ファイトケミカルは、従来から知られている五大栄養素とはまったく違います。

 

ファイトケミカルの優れた機能とは

 

@抗酸化作用
活性酸素の害を無毒化し、体の酸化を抑える作用です。活性酸素は遺伝子を傷つけてガンを引き起こしたり、脂質を酸化して動脈硬化を促進したりするなど、多くの病気や老化の原因になる物質です。

 

A抗ガン作用
発ガン物質を抑制したり、肝臓の解毒作用を高めたり、ガン細胞のアポトーシス(自殺死)を促してガン予防する作用です。

 

B免疫の増強・調整作用
免疫細胞の数を増やしたり働きを活性化させたりして、体内に侵入した病原菌やガン細胞などと戦う力を強化する作用です。

 

高くなりすぎた免疫を抑制する作用もあります。

 

第7の栄養素として注目

代表的なファイトケミカルにはこんなものがあります。

 

成 分 : 食 品 

アントシアニン 赤ワイン、紫イモ プロアントシアニジンクランベリー
カテキン緑茶 タンニン::緑茶
リグナンゴマ クルクミンウコン
リコピン(赤色成分) トマトスイカ テルペン類(苦味・香り成分)バナナ
イソチオシアネートキャベツ オイゲノール(香気成分)バナナ
β‐カロテンニンジン、ホウレン草 イオウ化合物 白菜(淡色野菜)
グルコブラシシン 白菜(淡色野菜) システインスルホキシドタマネギニンニク

ファイトケミカルは栄養素ではなく、機能性成分

ファイトケミカルは、主に果物や野菜に含まれる、栄養素以外の成分で、栄養学の世界では、第7の栄養素として脚光を浴びています。

 

が、ファイトケミカルは栄養素ではなく、機能性成分だ、という指摘もあります。

 

なお、その他の主な栄養素は、
3大栄養素:ビタミン・ミネラル・脂質。
5大栄養素:3大栄養素に、糖質・たんぱく質を加えたものが5大栄養素。
第6の栄養素:食物繊維です。

 

 

ファイトケミカルが注目される理由は、

 

老化や、生活習慣病などの原因とされる「活性酸素」を除去する
白血球を活性化して免疫力を高める
花粉症等のアレルギー対策などに役立つ
アルツハイマーの予防

 

などとも考えられ、ますますその機能性に期待が寄せられています。

主なファイトケミカルの種類

主なファイトケミカルの種類として、

 

1.ポリフェノール類のファイトケミカル
アントシアニン、レスベラトロール、イソフラボン、リグナン、ヘスペリジン、クルクミン、カテキン、タンニン(タンニン酸)

 

2.カロテノイド類のファイトケミカル
ルテイン、ゼアキサンチン、アスタキサンチン、リコピン

 

3.香辛成分のファイトケミカル
ラズベリーケトン、スルフォラファン、カプサイシン、アリイン、アリシン、ジンゲロール(ショウガオール)

 

4.その他のファイトケミカル
ギンコライド、サポニン、ナットウキナーゼ、GABA(ギャバ)、テアニン、β-グルカン、フコイダン、葉緑素(クロロフィル)

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