なぜ足の指が曲がるのか

なぜ足の指が曲がるのか

 

外反母趾の最大の特徴といえば、本来はまっすぐであるはずの足の第一指が「く」の字に曲がって足の第二指(人差し指)のほうに向くことです。

 

どうしてそんなことが奇妙なことが起こるのでしょうか。

 

類人猿は足の第一指がての親指と同じように横に広がった位置になるよう骨格が決まっているのに対し、ヒトは足の五本の指が平行になっているため、手と同じように足の指で自由に物をつかむ能力が衰えているのです。

 

ヒトの足の指にも、手と同じように横に広げる筋肉があったはずなのですが、その機能が退化してしまったのです。

 

特に、足の第一指を外側にギュッと広げるための筋肉(母趾外転筋)が弱くなっています。

 

こういう状況で、さらに足のアーチが弱ってくると、問題が起こるのです。

 

ちなみに、足の横のアーチをつくり、足を引き締めているものが、
靭帯なのか筋肉なのか、あるいは両者なのかは、まだハッキリとは、わかっていません。

 

さて、足の甲の筋肉の力が弱くなって、足が全体的に横に広がる状態を「開張足」(かいちょうそく)といいます。

 

足の第一指の付け根の足の裏側には、指先をぐっと内側にひねるための筋肉(母趾内転筋)がついていますが、開張足になると、足が広がった分だけ、この母趾内転筋がギュッと引っ張られることになります。

 

すると、足の第一指は、付け根の関節(MTP関節)のところで第二指側に曲がってしまいます。

 

極端な場合は、足の第一指が第二指の下側にくることもあります。

 

開張足にはあまりなっていなくても、母趾内転筋が突っ張るだけでも外反母趾になり得ます。


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