症例7 うつ

症例7 うつ

気持ちが前向きになり、薬も不要になった。 S・Yさん 37歳・男性

 

うつ病を治すというのは、なかなか難しいのですが、軽症の場合は体を温めるだけで「やる気が出てくる!」ということがあります。

 

紹介するのは37歳の男性です。
既婚者で、生真面目な性格で問診での受け答えもとても丁寧で、几帳面さがにじみ出ていました。
非常に仕事熱心な人でもあり、社内でトントン拍子に出世をしたため「自分はそのポジションにふさわしい仕事ができているのだろうか」「周囲の期待に応えなくては」とさまざまなストレスを感じて、うつ病になってしまったと言います。

 

精神科に通院していて、睡眠導入剤や抗うつ剤などそのときどきの症状によって数種類の薬を処方されていたそうですが、「できれば薬をやめたい」ということで、わたしのところに来られたのです。

 

「会社にいかなくていい週末はとくに問題なく、ふつうに過ごせるんです。でも月曜日になって、さあ、会社に行かなくてはと思うと、どうしても力が入らず、朝起きられません。無理やりのように起きて出勤できても仕事がはかどらないし、周囲の目が気になって」まったく出勤できないというわけではないそうですが、ひどくなると会社を休みがちになり、処方された薬を飲むとしばらくは調子がよくなって、ふつうに出勤できるとか。

 

しかし、仕事が忙しくなったり何か気分的に落ち込むことがあると、また、朝起きられない、会社に行きたくない、そして薬を飲む、、。そんなことを1年ぐらい繰り返しているといいます。
「先生、このままだと一生薬が手放せなくなります。薬を飲まなくてもいい方法ってないでしょうか?」とSさん。

 

そこで「じゃあ、試しに体を温めてみてください」といって、毎日シャワーだったという入浴を38〜39度のお湯に30分以上入るという方法に変えてもらいました。

 

体温を上げて体内の酵素を活性化させるためには、
規則正しい生活をしてしっかり睡眠をとること、栄養のバランスを考えつつできるだけ体を温める食べ物を摂ること、冷たいものは控えこと、ストレスを減らすことなど、生活全般の改善が必要です。

 

でも、人間できることとできないことがあります。
たとえば、夜勤の人に「夜、しっかり眠ったください」といってもそれはむずかしいわけで、その方の事情によって無理なことは仕方ありません。

 

とくに、うつ病になるような人は真面目すぎるのが問題で、たとえ医者からのアドバイスであろうと、そのすべてを指示通りやろうと頑張り過ぎると、それが逆にストレスになることもあります。
毎日のお風呂の入り方を変えるなど、少しづつでも自分で無理なくできるところから始めればいいのです。

 

Sさんもお風呂の入り方を変えて、きちんと体を温めるようにしたら、わずか1ヶ月で「だいぶ気持ちがラクになった気がする」と言います。

 

気持ちがラクになっちょうに感じたのは、酵素が活性化されて、代謝も順調になり、体調がよくなったことも関係しているでしょう。

 

やがて、睡眠導入剤がなくてもすっと眠れるようになりました。さらにその後にはまったく薬を使わず普通に生活できるようになったのです。

 

症例7 うつ関連ページ

症例1 不眠
漢方薬も効かないほど、体が冷えていた
症例2 関節リウマチ
どうにもならない痛みが消えて、ラクになった。
症例3 不妊症
3ヶ月に一度しか生理がなかったのに、自然妊娠できた
症例4 更年期障害
湯たんぽで下半身の冷えとり、気持ちも前向き
症例5 ぜんそく
冷えがなくなったら、発作の回数も激減
症例6 男性不妊
体を温めたら、精子の数が増えた