ホルモンとは

ホルモンが果たす「6つの役割」

アンチエイジング医療の研究により、老化の進行速度を左右する大きな要因はある種のホルモンであることがわかってきました。

 

35〜40歳頃から老化のスピードが速まるのは、男性も、女性もこの頃からホルモン環境が変わるからです。

 

ホルモンというと男性ホルモン、女性ホルモンという言葉がすぐ頭に浮かび、性機能をコントロールし、男らしさ、女らしさ、セクシャルアピールにかかわるものという思い込みがあるようです。

 

もちろん、性機能と深いかかわりがありますが、ホルモンはもともと生命活動の潤滑油のような働きをもつ重要なものです。

6ヶ所のホルモンセンター

人の体には以下の6ヶ所のホルモンセンターがり、それぞれ異なったホルモンを産生しています。

 

1.松果体----メラトニンをつくる
メラトニンは自然な眠りを誘ったり、リラックス効果があるホルモンとして知られます。目に入る光の量が減ると脳にある松果体がメラトニンを分泌し、眠くなります。メラトニンが減少すると目が覚める。
最近では、メラトニンが免疫系に効くことや抗酸化作用、発がんを抑える働きがあることがわかってきました。

 

2.下垂体----成長ホルモンなどホルモン分泌のコントロールタワー
細胞の成長を助けるホルモンで、骨や筋肉の成長に関する働きや炭水化物、タンパク質、糖質の代謝をコントロールする働きがあります。また、エネルギー不足のときに体脂肪の動員を促す働きもあります。
若さを保つために必要不可欠なホルモンだが、思春期をピークに年齢とともに分泌が低下していく。
成長ホルモンが減少すると疲れがたまるようになり、風邪を引き易くなったり、太る、肌が荒れるなどに悩むようになります。

 

3.甲状腺----甲状腺・副甲状腺ホルモン
主に代謝や自律神経をコントロールしている。過剰になると動悸・息切れが起こったり、精神的に高揚したり落ち込んだりと安定性を欠くようになります。

 

不足すると、体重が増加したり、心臓に異常を
きたすことがあります。甲状腺ホルモンには、カルシウム代謝を司る重要な働きがあります。

 

4.膵臓----インスリン、グルカゴン
インスリンは血中にブドウ糖が多くなると過剰なブドウ糖を血中から除くように指令する役割を持っています。グルカゴンは反対に、血糖値が下がり過ぎると分泌され、グルコーゲンをブドウ糖に変えて血糖値を回復させる役割をもっています。

 

5.副腎----コルチゾール、DHEAなど
コルチゾールは別名ストレスホルモンといわれ、ストレスが加わると分泌され、外界からの刺激などのストレスに対応できるように緊張状態を維持します。
DHEAは性ホルモンの原料であり、若さや元気を保つホルモンです。

 

6.生殖腺----テストステロン、エストロゲン
テストステロンは男性ホルモンを表すもの、エストロゲンは女性ホルモンの総称であり、エストラジオール、エストロン、エストリオールという3つのホルモンモンを表すもので、性衝動や生殖にかかわる重要なホルモンです。

男性ホルモン、女性ホルモンについての誤解

男性ホルモンは男性だけ、女性ホルモンは女性だけに分泌されると考えている人があるかもしれませんが、それは大きな誤解です。

 

男女とも、男性ホルモン、女性ホルモンの両方を体内で産生しています。

 

いうまでもなく、男女でそれぞれ量は異なります。

 

一般に若い頃は、男性は男性ホルモンが圧倒的に多く、女性はその反対です。女性の血中テストステロン濃度は男性の10%です。

 

男性ホルモンはがっちりとした筋肉質の体をつくったり、ヒゲをはやしたりします。

 

女性ホルモンは女らしいやわらかで曲線的な体型をつくったり、きめ細かな肌をつくったりします。

 

年齢が進むにつれて、体内のホルモンバランスが変化してきて、男性では男性ホルモン、女性では女性ホルモンが減り、相対的に男性では女性ホルモン、女性では男性ホルモンが増えてきます。

 

このホルモンバランスを出来るだけ若い頃と同じように保つことが、心身の若さを保つ重要なポイントになります。


 

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