腸がきれい

女性の2人に一人は「便秘に苦しんでいる」

腸がきれいな人はいくつになっても若々しい。

 

「食べる」とともに、不要なもの、害のあるものはきちんと出すこと。これも健康の基本であることはいうまでもありません。

 

便秘は女性に多い悩みで、日本女性の二人に一人は便秘症だと言われるほどです。

 

女性は骨盤が広いので、腸が骨盤内に垂れ下がり、曲がった形になりがちなことや子宮の収縮を抑える
ホルモンの影響で腸の動きも抑えられがちであることなどから、女性の方が圧倒的に便秘になりやすいのです。

 

加齢により、次第に便秘になりやすくなる傾向もあるので、40歳前後からは便秘になったら、できるだけ早く解消することが大事になってきます。

 

毎日、便がでなくても定期的にあればいいという考え方もあります。

 

日本内科学会の定義では
「3日以上排便がない状態、または毎日排便があっても残便感がある状態」としています。

 

が、しかし、やはり、毎日排便がなければ便秘だと考え、原因を調べ、対策をたてることが必要でしょう。

 

かって便は「食べ物の消化しきれなかったカス」だと考えられていましたが、実際の便の内容は水分が60%、あとは新陳代謝によって剥がれた腸内細胞、腸内細菌の死骸、胆汁などの体内分泌液などで、食物のカスは5%に過ぎません。

 

毎日排便がなければこうした老廃物が体内にどんどんたまっていき、ゴミ屋敷状態になってしまうのです。

 

体温は約36度ですから、これでは炎天下に生ゴミを出しっぱなしにしているのと同じことなのです。
便秘の腸内は想像もしたくないような惨状をきたすことになってしまいます。

 

便秘が大腸がんリスクの上位に挙げられるのも納得できます。

腸がきれいな人はいくつになっても若々しい

便は自分でチェックできる健康状態の体内情報源としても貴重です。

 

バナナくらいの太さ・長さの茶色の便がするりと出てくるのが理想的です。

 

出た便がそのままトイレの水に浮いているぐらいの硬さが健康である目安です。

 

便が茶色いのは肝臓から分泌される胆汁の色が混じっているからです。色が白っぽい場合は胆汁の分泌が悪くなっている可能性があります。

 

黒っぽいのは胃や十二指腸などに出血があるサインです。便に鮮紅色の血液が混じっている場合は直腸や肛門からの出血があることを示しています。

 

出血の兆候が続く場合はがんなども疑われるので早めに専門医の診断を受けましょう。

 

水分が多い下痢はいうまでもなく、硬すぎてウサギの糞のようなコロコロした便が出る場合は便が腸に長く留まりすぎていることを示しています。これも黄色信号です。

 

便の臭いもチェックしてください。便やオナラが悪臭うを放つのは、腸内細菌の状態が悪いことを示すサインです。

ちょっと変えるだけで便秘は解消出来る

便秘ぐらいたいしたことないとタカをくくっていませんか。

 

便秘を放っておくと、悪質な腸内細菌が大量に発生してしまい、そこから生まれる有害物質が血液によって全身に運ばれてしまうため、自家中毒状態になり、ニキビや吹き出物、肥満、口臭の問題、いつもなんとなくだるいなどの体調不良を招き、老化も早めてしまいます。

 

そのうえ、便が滞ると腸の働きが悪くなり、いっそう便秘になりやすくなるという雪だるま式の負の構図が出来上がってしまいます。

 

だからといって、安易に便秘薬を使うのは望しくありません。まず、食生活の改善や運動を積極的にして、自分の体の力で便秘を解消するように努めましょう。

 

特別な病気による便秘は別にして、常習性便秘は、弛緩性便秘と痙攣性便秘、直腸性便秘の三つに分けられます。

 

1.弛緩性便秘-----食事量、食物繊維の不足、腹筋力の低下、加齢などが主な原因で起こる便秘。便の量が少なく、硬いことが多い。

 

2.痙攣性便秘-----自律神経失調により、肛門に近い結腸が痙攣や収縮をし、そのため腸管が狭まって便秘になる。コロコロと硬く、ウサギの糞状の便になることが多い。

 

3.直腸性便秘-----多忙、不規則生活、下剤の乱用などにより、直腸の内圧に対する感受性が鈍くなり、便がたまって便意を感じないために便が大腸内に長い時間滞ってしまう。そのため、便が一層硬くなり、出にくくなってしまう。

解消には何がいいの。こんな方法も

常習性便秘でもっとも多いのは弛緩性便秘です。

 

この解消には運動をして腹筋を鍛えると同時に、食物繊維を積極的に摂ることが大切です。また、ヨーグルトや納豆など、腸内細菌の働きを活発にする発酵食品をとることもオススメです。

 

水分不足も便秘の隠れた原因の一つです。
朝、起きたらコップ一杯の水を飲むとよく言われますが、冷水は体を冷やし、内臓の働きを不活発にしてしまうのでオススメできません。それよりもお湯、できれば、体温と同じくらいの温かなお湯をコップ一杯飲むことをオススメします。

 

また、毎日、同じ時間帯に一定時間、トイレで排便する習慣を体に刻み込むことも効果的です。朝、少し早起きして軽く運動をしてトイレへ。

 

はじめはうまくいかなくても、だんだん習慣が体に刻み込まれていき、トイレに座ると便意を覚えるようになってくるものです。


 

だから、歩くのがいいあなたの知らない健康茶ボケ予防の方法ビタミン・ミネラル便利事典「むくみ」を知る